こんにちは。静岡県富士市で石材業を営む小野田石材(有)です。
富士市・富士宮市を中心に、墓石・大型納骨堂・記念碑・お墓のクリーニングやリフォーム・仏壇仏具販売・生前整理、遺品整理などを承っております。お店の場所は富士市ですが、ご要望があれば静岡県内や近県にも出張いたします。お気軽にご相談ください。
さて、今回はお墓まいりについてです。
お墓まいりというと、いつしか「やらなければならないこと」や「家族のしきたり」といった義務感がつきまといがちです。
遠方で時間がない、お掃除が大変……。そんなネガティブな気持ちが先に立つと、せっかくの故人を偲ぶ時間が、重荷になってしまいます。
しかし、お墓まいりは本来、ご先祖様や故人との「対話」であり、「心を整える」ための大切な時間です。この記事では、お墓まいりを「義務」ではなく「癒やし」に変えるためのヒントをご紹介します。
1. 義務感が生まれる原因と心の切り替え
なぜお墓まいりが重荷になってしまうのか?考えれば考えるほど、様々な理由が浮かんできますが、主な原因は「完璧主義」と「他人からの視線」ではないでしょうか。
完璧な「マナー」や「掃除」に囚われない
「花立には必ず花を入れないと」「雑草を一本残らず抜かなければ」という完璧な状態を目指すことが、大きなプレッシャーになります。
【切り替え】:大切なのは「故人を想う気持ち」です。雑草が少しくらい残っていても、お花がなくても、故人はあなたの訪問を喜んでくれるでしょう。「今日はここだけ綺麗にしよう」と、できる範囲で取り組むだけで十分です。
「誰かのため」ではなく「自分のため」にする
お墓まいりは、「故人への供養」であると同時に、「生きている自分のための儀式」でもあります。
【切り替え】:墓前では、近況報告をするつもりで、今の悩みや嬉しかったことを語りかけてみましょう。内なる自分との対話をすることで、それは故人への供養であると同時に、あなたの感情や思考を整理する「内省の時間」にもなります。
2. 墓前を「心のデトックス空間」にする方法
お墓という非常に静かで非日常的な空間は、忙しい日々から解放され、心をリセットできる最高の場所です。
① シンプルな「瞑想」の時間を設ける
掃除やお参りが終わったら、すぐに帰らず、少しの時間座ってみましょう。
五感を意識する:風の音、鳥のさえずり、線香の香り、墓石の冷たさなど、その場の感覚に意識を集中させます。
呼吸に集中する:ゆっくりと息を吸い、長く吐き出すことを繰り返します。
このシンプルな行為が、日々の雑念を払い、心を落ち着かせます。墓前は、あなたの心をありのままに解放できる、安全な空間です。
② 感謝の言葉とポジティブな報告をする
故人へのメッセージは、悩みや不安を打ち明けるだけでなく、感謝の気持ちと前向きな出来事を伝える時間にしましょう。
「〇〇のおかげで、こんな良いことがあったよ」
「いつも見守ってくれてありがとう」
ポジティブな言葉を口にすることで、あなた自身の気持ちも明るくなり、故人とのつながりをより強く感じられるはずです。
3. 現代のお墓まいりの「新しいカタチ」
遠方にお住まいの場合や、体調が優れない場合、お墓まいりに行きたくても行けないことがあります。しかし、行けないことに罪悪感を覚える必要はありません。
現場に行くだけが供養ではない
大切なのは「想い」を向けることです。
自宅供養:自宅に故人の写真や位牌を飾り、手を合わせるだけでも立派な供養です。故人の好きだったものをお供えし、心の中で語りかけてみましょう。
代行サービス:どうしてもお墓のメンテナンスが必要な場合は、信頼できるお墓まいり代行サービスを利用するのも現代の選択肢の一つです。
オンライン報告:家族や親戚と連絡を取り、誰かがおまいりに行った際に、現地の写真や動画を送ってもらうのも良いでしょう。故人をみんなで想っているという安心感が得られます。
まとめ:義務を手放し、愛を感じる時間へ
お墓まいりを「義務」から「癒やし」に変える鍵は、「完璧でなくていい」と許すことです。
あなたが行うお墓まいりは、誰かに評価されるためではなく、ご先祖様や故人との愛を確認し、あなたが心を穏やかに保つための大切な時間です。
年に一度、あるいは気が向いた時に。重い気持ちを手放し、清々しい気持ちで墓前に立ち、「ただそこにいる」時間を大切にしてみませんか。
小野田石材ってどんなお店?
近頃の石材店は、他業種と同様に人手不足の話をよく耳にします。一人親方の石材店も年々増加し、一人では作業に限界があり外注へ依頼することもしばしばだとか・・・。
そんな中、弊社では契約から施工まで、一貫して自社で請け負っておりますので、お施主様のご要望に寄り添いながら進めることが出来ます。
最近の特徴としましては、石塔部分に「苗字の他にお花等を彫りたい!」「花立にも彫りたい!」などのご要望を多数お聞きします。弊社では花のデザイン画のご提案からデザインの拡大・縮小・配置等、お施主様とご一緒に手掛けてまいります。
或いは、「霊園なので、お墓参りに行って直ぐに自分たちのお墓だ!と分かるような石種にしたい。何か言葉を彫りたい!」というご要望にも、創業50年の実績の元、いろいろとご提案させていただきながら、お施主様の理想を叶えてまいります。
※但し宗派によってはその限りではございません。
又、少子化によりお墓の後継者がいなくなってしまう…、子供が娘だけで結婚して苗字が変わってしまうかも…、そのようなお悩みにも真摯に向き合い、様々な角度からご提案させていただきます。
富士市において《創業50年》富士市を拠点に、富士宮市、沼津市等東部一円、西は静岡市、浜松市に至るまでしっかりと礎を築いてまいりました弊社ですので、各宗派寺院のご紹介をすることが出来ます。信徒様・キリスト教徒様のご相談も承ります。
弊社では、代表自らD-BOX施工管理の資格を持っております。こちらの資格は、墓地の地盤が優れない時に地盤改良を行って、土台を強化する工法の資格です。
D-BOXは、地盤強化だけでなく、液状化対策、交通振動対策、地震対策、凍上対策にも適しております。ある時、市内の某寺院のご住職様より「墓所の一部が地盤沈下してしまい、上に建ててあるお墓が傾いてしまった…何とかなりませんか?」と相談を受けました。
そこで、現状の石塔を丁寧に取り外し、D-BOX工法で地盤を改良し、また元の状態へと戻したところ、ご住職様もお施主様も大変喜んでくださいました。
またご要望があれば、石塔や水鉢・花立といった部材の磨き直しや水垢取り等もご一緒に承ります。
弊社では、お施主様の多忙な日々の生活において、少しでもお墓の維持や、掃除の負担軽減になればと、お墓のクリーニングなどのお手伝いもさせていただいております。
昨今の異常気象により、お墓の草取りの頻度も多く、かなりの負担になっております。しかしながら、ご先祖様が眠っておられる場所に除草剤を撒くのは罰が当たりそう…
そんなお悩みに、砂利仕様から、透水アクリストーン施工のお勧めや、貼石施工といった適材適所のご提案もさせていただいております。
お墓の建て替えや新規のご相談はもちろんの事、ご先祖様が建てられたお墓をリフォームして、大切に後世に受け継いでいきたい!とお考えのお施主様のご要望にも、丁寧に向き合い最適なプランをご提案いたします。
小野田石材では、随時ご相談を受け付けております。
お墓のことで少しでも気なることがありましたらお気軽にご相談ください。
こちらのお問合せフォームからお問合せいただきましたら、担当者からご連絡いたします。

