こんにちは。静岡県富士市で石材業を営む小野田石材(有)です。
富士市・富士宮市を中心に、墓石・大型納骨堂・記念碑・お墓のクリーニングやリフォーム・仏壇仏具販売・生前整理、遺品整理などを承っております。お店の場所は富士市ですが、ご要望があれば静岡県内や近県にも出張いたします。お気軽にご相談ください。
さて今回は、遺品整理・生前整理についてのお話です。
遺品整理は、大切な方を亡くされた悲しみの中で行う、心身ともに大きな負担がかかる作業です。何から手をつけていいのか分からず、途方に暮れてしまう方も少なくありません。
この記事では、遺品整理で困ったときに役立つヒントを、具体的なステップと共にご紹介します。
1. 遺品整理を始める前に
遺品整理を始める前に、まずは落ち着いて以下のことを確認しましょう。
作業の前に確認すべきこと
- 故人の意向の確認： 遺言書やエンディングノートなど、故人が生前に遺品について何らかの希望を残していないか確認しましょう。
- 財産に関わるものの確認： 不動産の権利書、預金通帳、有価証券、年金手帳、保険証券、クレジットカード、キャッシュカード、各種ID・パスワードなど、重要な書類や貴重品をリストアップし、ひとまとめにしておきましょう。
- 親族への連絡： 親族間でトラブルにならないよう、事前に遺品整理の進め方について相談し、合意を得ておきましょう。
2. 遺品整理の進め方
遺品整理は、一度にすべてを終わらせようとせず、焦らずに少しずつ進めることが大切です。
Step 1: 遺品の仕分け
遺品は以下の4つに分類しながら仕分けを進めます。
- 形見分けするもの： 故人を偲ぶ思い出の品や、親族・友人に受け継いでほしいもの。
- 保管するもの： 財産に関わる書類や、後でゆっくり見返したい写真や手紙など。
- 売却・譲渡するもの： 価値のある骨董品や美術品、ブランド品、まだ使える家電や家具など。
- 処分するもの： 壊れたもの、汚れがひどいもの、不要な生活雑貨など。
大切なのは、一つひとつの遺品に時間をかけすぎないことです。「いる」「いらない」「どうしようか迷う」の3つの箱を用意して、迷うものは一度「どうしようか迷う」の箱に入れておくと、作業がスムーズに進みます。
Step 2: 整理・清掃
仕分けが終わったら、それぞれの分類に応じて整理を進めます。
- 形見分け・保管するもの： リストを作成し、誰が何を引き取るか明確にしておきましょう。
- 売却・譲渡するもの： 専門の買取業者やリサイクルショップ、フリマアプリなどを活用して売却を検討しましょう。
- 処分するもの： 各自治体のルールに従ってゴミとして処分するか、量が多い場合は専門の業者に依頼しましょう。
3. 専門業者への依頼も視野に
「量が多くて自分たちだけでは手に負えない」「精神的に負担が大きい」「遠方に住んでいてなかなか行けない」といった場合は、遺品整理専門の業者に依頼するのも一つの方法です。
業者に依頼するメリット
- 短時間で作業が完了する。
- 故人宅の清掃や特殊清掃まで任せられる。
- 不用品の回収や、貴重品の探索も依頼できる。
- 精神的な負担を軽減できる。
小野田石材では遺品整理のご依頼も承っております。
終活に関することや、遺品のお片付けなど、みなさまの気持ちに寄り添ってお手伝いいたします。お気軽にご相談ください。お問い合わせはこちらからどうぞ。
生前整理について
生前整理とは、ご自身の身の回りのものを、生きているうちに整理しておくことです。 「まだまだ先のこと」と思いがちですが、元気なうちに始めることで、ご自身とご家族双方に多くのメリットがあります。
1. 家族の負担を軽減できる
これが生前整理の最大のメリットと言えるでしょう。 もしご自身が突然亡くなった場合、残されたご家族は、悲しみに暮れる中で遺品の整理や相続手続きといった、時間的にも精神的にも大きな負担を抱えることになります。 生前整理をしておくことで、ご家族は故人の意向に沿ってスムーズに手続きを進めることができ、負担を大きく軽減できます。
2. 相続トラブルを未然に防げる
財産や貴重品の整理も生前整理の重要な要素です。 預貯金通帳、不動産の権利書、有価証券など、財産に関わるものを把握し、財産目録を作成しておくことで、ご家族が相続手続きを円滑に進めることができます。 また、誰に何を相続させるか遺言書やエンディングノートで明確にしておくことで、親族間の相続トラブルを未然に防ぐことができます。
3. 身の回りが整理され、快適な生活を送れる
生前整理は、単にものを減らすだけでなく、ご自身の人生を見つめ直す機会にもなります。 不要なものを処分し、本当に大切なものだけを手元に残すことで、生活空間がすっきりし、心の余裕も生まれます。 また、物の置き場所を把握することで、探し物をする時間や手間が減り、日々の生活がより快適になります。特に高齢になった際の転倒防止など、安全な生活環境を整える上でも役立ちます。
4. 自分の意思を反映できる
遺品整理は、ご家族が故人の意思を推測しながら進めることになります。 しかし、生前整理をしておけば、「この品物は形見分けしてほしい」「このアルバムだけは残しておいてほしい」といった、ご自身の希望を明確に伝えることができます。 ご自身の人生の集大成を、納得のいく形で終えるための大切な準備と言えるでしょう。
5. 人生を振り返るきっかけになる
生前整理は、過去を振り返り、これからの人生をどのように生きていきたいか考える良い機会です。 一つひとつの品物と向き合いながら、思い出に浸り、ご自身の価値観を再確認することができます。 これにより、新たな趣味を見つけたり、今後の目標を立てたりと、より豊かなセカンドライフを送るきっかけになることもあります。
まとめ
遺品整理は、故人の人生を振り返り、向き合う時間でもあります。無理のないペースで、ご自身の心と向き合いながら進めてください。生前整理は、残されたご家族への最後の贈り物であると同時に、ご自身の人生をより豊かにするための活動です。 体力的・時間的に余裕のあるうちに、少しずつでも始めることが大切です。
この記事が、遺品整理や生前整理に取り組むみなさまの一助となれば幸いです。
遺品整理や生前整理について、なにか気になることや疑問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。担当者が丁寧にご対応いたします。ご相談はこちらから。
小野田石材ってどんなお店？
近頃の石材店は、他業種と同様に人手不足の話をよく耳にします。一人親方の石材店も年々増加し、一人では作業に限界があり外注へ依頼することもしばしばだとか・・・。
そんな中、弊社では契約から施工まで、一貫して自社で請け負っておりますので、お施主様のご要望に寄り添いながら進めることが出来ます。
最近の特徴としましては、石塔部分に「苗字の他にお花等を彫りたい！」「花立にも彫りたい！」などのご要望を多数お聞きします。弊社では花のデザイン画のご提案からデザインの拡大・縮小・配置等、お施主様とご一緒に手掛けてまいります。
或いは、「霊園なので、お墓参りに行って直ぐに自分たちのお墓だ！と分かるような石種にしたい。何か言葉を彫りたい！」というご要望にも、創業５０年の実績の元、いろいろとご提案させていただきながら、お施主様の理想を叶えてまいります。
※但し宗派によってはその限りではございません。
又、少子化によりお墓の後継者がいなくなってしまう…、子供が娘だけで結婚して苗字が変わってしまうかも…、そのようなお悩みにも真摯に向き合い、様々な角度からご提案させていただきます。
富士市において《創業50年》富士市を拠点に、富士宮市、沼津市等東部一円、西は静岡市、浜松市に至るまでしっかりと礎を築いてまいりました弊社ですので、各宗派寺院のご紹介をすることが出来ます。信徒様・キリスト教徒様のご相談も承ります。
弊社では、代表自らD-BOX施工管理の資格を持っております。こちらの資格は、墓地の地盤が優れない時に地盤改良を行って、土台を強化する工法の資格です。
D-BOXは、地盤強化だけでなく、液状化対策、交通振動対策、地震対策、凍上対策にも適しております。ある時、市内の某寺院のご住職様より「墓所の一部が地盤沈下してしまい、上に建ててあるお墓が傾いてしまった…何とかなりませんか？」と相談を受けました。
そこで、現状の石塔を丁寧に取り外し、D-BOX工法で地盤を改良し、また元の状態へと戻したところ、ご住職様もお施主様も大変喜んでくださいました。
またご要望があれば、石塔や水鉢・花立といった部材の磨き直しや水垢取り等もご一緒に承ります。
弊社では、お施主様の多忙な日々の生活において、少しでもお墓の維持や、掃除の負担軽減になればと、お墓のクリーニングなどのお手伝いもさせていただいております。
昨今の異常気象により、お墓の草取りの頻度も多く、かなりの負担になっております。しかしながら、ご先祖様が眠っておられる場所に除草剤を撒くのは罰が当たりそう…
そんなお悩みに、砂利仕様から、透水アクリストーン施工のお勧めや、貼石施工といった適材適所のご提案もさせていただいております。
お墓の建て替えや新規のご相談はもちろんの事、ご先祖様が建てられたお墓をリフォームして、大切に後世に受け継いでいきたい！とお考えのお施主様のご要望にも、丁寧に向き合い最適なプランをご提案いたします。
小野田石材では、随時ご相談を受け付けております。
お墓のことで少しでも気なることがありましたらお気軽にご相談ください。
こちらのお問合せフォームからお問合せいただきましたら、担当者からご連絡いたします。
